私は今ですなー。凹んで居るんですよ。
いやなんかね。肋骨の下がずーんと痛かったのですよ。そいでもって日に日になんか憂鬱になってですな。いつも通ってる病院でそれを言いますと、医者が即答で「それって胆石」とかいうじゃないですか。
私もこの部分って胆のうだよなーとか思っていたわけですので、ああ胆石かと。
軽いショックを。ええ。3月忙しい予定だしなー。この期に及んで入院とかなるとなー。とか色々心配し始めたわけです。
で、じゃあエコーで調べましょうと、風俗チックなローションを塗り塗りされて超音波で調べたところ「どーも胆石あるようだ。でもちょっと確信がもてない」とか言われて血液検査をしましょう。と。
それでアブなかったらCTスキャンやら色々とって、場合によってはうんぬんかんぬんみたいな話だったのです。で、血をちゅーっと採ったのですね。
で、日を置いて検査の結果が出た。と。
じーさんばーさんがわらわらいらっしゃる待合室で待つこと小一時間。
呼ばれて診察室に入ると医者が一言。
「ちんさんなにがあったの?」
と。おお。もしかしたら胆石どころではなかったのか。もしかしたら・・・がーん。
「糖尿になってますよ」
とととととととととととととととととーにょーーーーーーーーっ!
ショックです。大ショックです。糖尿になっております(号泣)。
しかも、ついこの前検査したばっかりでその時は正常値だったのにホンの少しの間で、血糖値がプーさんのハニーハントなにょーになっているわけです。医者が驚く驚く。
ギリ糖尿ですか?とおそるおそる聞くと、すげー糖尿ですと答える医者。
ああ、みなさん私を「スイート尿」と呼んでもかまわないのですよ(呼びにくい)。
その目があまりの事態にちょっと笑ってるのが頭来ます。
それからひとつひとつ数字を確認しながら、根ほり葉ほり聞かれるのですが思い当たるフシがない。医者としてもこれは尋常じゃない。と。ここまで爆発的に血糖値があがるのは珍しい。と。
すっかりしょげてしまった私に、医者は見かねて「イヤ最近は10代20代の若年層の糖尿が問題になってましてね」と、小気味いいほど的はずれな慰めをされとりあえず一時的なモノかも知れないので様子を2週間ほどみましょうと。食事療法の徹底を言い渡されたわけです。
私にとって「糖尿」は重い。
何故かしらねど「糖尿」を昔からすごく怯えている私なのです。20代のコロからこの日が来るのが怖かった。けど回避する気は毛頭なかった(ダメな私)。
世の中には2種類の人間がいる。「糖尿」とそうでないやつだ。
人生は大きく2つにわけられる。「糖尿」以前と「糖尿」以後だ。
かように私は「糖尿」をひとつの落日感のひとつととらまえているフシがありまして、いやもちろんそうではないのでしょうけれども、私的にはついにこの日が来たのか。と。
背中にでっかい夕日をしょって歩く川沿いの道。
突然、ハタと気づきました。
原因は「お取り寄せグルメ」に違いあるまいよ。と。
ひーーーーー。
確かにここんところ通販にはまってあちこちの名品を取り寄せては家族と堪能し、微妙に親孝行(総体的には親不孝なんですが)していた私なのです。
ああ、スイートポテト、ああ、半熟チーズケーキ、ああ、角煮まん(そういや被害者の会が結成されるという噂を聞きました。無実だから)ああ、カニ、エビ、焼きそば。
今、私は悔いています。
ザ・成人病。スイート尿よ。ハニー尿よ。シュガー尿よ。いくら言い換えてもイメージは好転せず(あたりめーだ)。


